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ウィスキー、ワインは毒性によって二日酔いの危険性を高める

◎ウィスキーやワインは、ウオッカと比べて、翌日、ひどい二日酔いに苦しむ危険性が高いようです。

◎これは、バーボンウィスキーのような濃い色の酒は、ウオッカなど薄い色のお酒より、ひどい二日酔いを引き起こす毒性物質を多く含んでいることが原因であることを、新しい研究は明らかにしました。

◎ウイスキーなどの濃い色のお酒やワインには、ウオッカより、毒性のある「同種物」と呼ばれる物質が非常に多く含まれます。

◎バーボンウィスキーをたくさん飲むことは、ウオッカより、悪い二日酔いを引き起こすようですが、どちらを飲んだ場合も、翌日の仕事のパフォーマンスの低下はほぼ同じくらいであることも、新しい研究は示しています。

◎米国のブラウン大学のダマリス・ロセナウ(Damaris Rohsenow)氏らが、Alcoholism: Clinical and Experimental Research誌2010年3月号に発表します。

◎「『同種物』と呼ばれる化学物質は通常は多量で毒性を示しますが、アルコール飲料に含まれる場合はわずかな量でも毒性を発揮します」と、ロセナウ氏は言います。「この物資は、濃い色の蒸留酒とワインの中に非常に多く含まれます」。

◎「アルコールだけでも、多量であれば、人々に二日酔いを引き起こしますが、これらの毒性の自然物質はアルコールの作用を悪化させます」。

◎この研究では、95人(女性が58人、男性が37人)の健康な人々を対象に、バーボンウィスキーとウォッカを一晩飲んでもらって、その影響を調べました。大酒飲みの参加者には、実験の前夜に、一晩の「環境順応」をしてもらいました。

◎参加者を無作為に分けて、最初の夜には、バーボンウィスキーかウォッカを飲んでもらって、別の日の夜には、全くアルコールを含まない「偽薬」飲料を飲んでもらいました。

◎夜通し、睡眠ポリグラフで睡眠状態を記録して、翌朝には認知神経科学的測定を行い、気分を自己申告してもらいました。

◎予想通りに、アルコール飲料は偽薬より、翌日の気分をみじめにしました。

◎しかし、ウイスキーを飲んだ人々は、ウォッカを飲んだ人々より、頭痛や吐き気、渇き、疲労などの二日酔いの症状を多く報告したのです。

◎一方、集中力を必する仕事の総合的なパフォーマンスは、ウィスキーとウォッカの両グループでほぼ同じ程度の低下を示しました。

◎また、この研究は、アルコールが血液中から消えたずっと後でも、飲酒は、「安全性を重要視する」作業に従事する人々の能力を損なうことも発見しました。

◎しかし、人々は、翌朝の自分の反応が低下していても自分の自動車の運転能力に問題があると思わなかったので、パフォーマンスの低下に気が付きませんでした。

◎飲酒は夜間に目覚めることを増やして睡眠の質を低下させましたが、バーボンが、ウォッカより睡眠を妨害するということはなく、同様に悪影響を示しました。

◎「二日酔いを引き起こすバーボンの大きな影響は、睡眠妨害が原因ではないようです。二日酔いの症状がひどいほど、翌日の注意力を要する仕事の能力が低下しました」とロセナウ氏は述べています。

◎バーボンの影響は含まれる毒性物質に原因があるようです。

◎多くのアルコール飲料には、発酵の過程で使用される材料の副産物が含まれます。 これらの副産物は「同種物」と呼ばれて、アセトン、アセトアルデヒド、フーゼル油、タンニン、およびフルフラールを含む毒性の効果がある複雑な有機分子です。

◎バーボンウィスキーには、ウオッカの 37倍の「同種物」が含まれます。

◎濃い色の蒸留酒とワインを飲む際は、翌日のみじめな気分を避けるためにも、その特性を忘れないようにしましょう。

◎しかし、アルコール飲料は何であれ、飲み過ぎると、多くの望ましくない短期的、長期的な影響があります。飲酒の機会の多いこの季節に、飲み過ぎには注意が必要です。

12/19/2009

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