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「楽しい笑い」が善玉コレステロールを増す!

◎本当に、「笑い」は良薬であるようです。

◎毎日、楽しく笑う時間をもつことは、善玉コレステロールを増加させて、心臓発作や脳卒中のような心血管疾患の予防に役立つことがわかりました。

◎米国のロマ・リンダ大学の予防医学と精神神経免疫学者のリー・バーク (Lee Berk, DrPH, MPH)氏らが、米国生理学会の第122回年次総会で 18日発表しました。

◎「笑うことは、体内で、有害な化学物質を減少させる一方で、良い化学物質を増加させて、心身の状態を良好にして、病気を予防するかもしれません」とバーク氏は述べています。笑いは、薬物治療に匹敵する効果があるようだといいます。

◎バーク博士のチームは、以前の研究で、笑いを予期することが驚異的で重要な効果をもつことを発見しています。ユーモラスなビデオを鑑賞すると予期することで、気分の高揚させるβ-エンドルフィンと免疫を最適化するのに役立つヒト成長ホルモン (HGH) が、それぞれ 27 パーセントと 87 パーセント増加することを発見しました。そして、ストレスホルモンを減少させることも発見しました。

◎新しい研究では、糖尿病の患者の補助治療としての「楽しい笑い」が、善玉(HDL)コレステロール値を上げて、炎症を減少させことを発見しました。

◎この研究は、心血管疾患のリスクが高い糖尿病の平均 50 歳の 20 人の患者を対象に行われました。皆、高血圧と高脂肪血症をもっていました。

◎患者は標準の糖尿病と高血圧と高脂肪血症の治療を受けました。さらに患者を 2グループに分けて、一つのグループには「笑い」療法を加えました。もう一つのグループは標準治療だけを受けました。

◎「笑い」療法のグループは、標準的治療に加えて、毎日、部分で選択した 30 分間のユーモア・ビデオを見てもらいました。

◎ 12 カ月間の追跡期間に、患者の血液検査を行って、ストレス・ホルモンのエピネフリンとノルエピネフリン、HDLコレステロール値、アテローム性動脈硬化症を促進する炎症性サイトカインのTNF-α、IFN-γとIL-6、炎症と心血管疾患のマーカーである C反応性タンパク質 (hs-CRP) のレベルを調べました。

◎「笑い」療法のグループの患者には、 2 カ月目で、エピネフリンとノレピネフリンが減少を示して、ストレスの低下を示唆しました。 HDLコレステロール値が増加しました。 TNF-α、IFN-γ、IL-6、 hs-CRP 値が減少して、炎症レベルが低下したことを示しました。

◎善玉 (HDL) コレステロールは、悪玉(LDL)コレステロールを回収して肝臓に運ぶ働きがあり、動脈硬化の予防と改善に役立つと考えられています。

◎ 12 カ月後に、「笑い」療法のグループの患者では HDLコレステロール値が 26 パーセント増加しましたが、標準治療だけのグループでは 6 パーセント低下しただけでした。

◎有害な C反応性タンパク質は、「笑い」療法のグループで 66 パーセント減少しましたが、標準治療だけの患者では 26 パーセント低下したにとどまりました。

◎研究結果は、積極的な気分状態の有望な変調器である「楽しい笑い Rx」を、追加治療法として糖尿病の標準治療へ加えることは、ストレスと炎症反応を低下させて、善玉コレステロール値を上昇させると示唆しています。

◎楽しい笑いは、結果として、糖尿病とメタボリックシンドロームに関連する心臓病のリスクを低下させるるだろうとバーク氏は述べています。

◎「臨床医は、楽しい笑い、楽観主義などの積極的な感情によって引き起こされる本質的な生理的介入を理解することを望んでいます」とバーク氏は語っています。

4/18/2009

関連:コレステロール値が気になるメタボリックシンドローム心臓の健康脳卒中

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