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妊娠中のナッツが子どもの喘息の原因に !?
◎妊娠している女性が、毎日、ナッツ類かピーナッツバターのようなナッツ製品を食べると、お腹の赤ちゃんが将来、喘息(ぜんそく)を発症するリスクが 50 パーセント増加することがわかりました。
◎しかし、妊娠中や妊娠を計画している女性に、すぐにナッツ類を食べないように告げているわけではないと注意しています。適度に食べるならば、悪影響はないだろうといいます。
◎ナッツ類は多くの重要な栄養素と、胎児の成長に有益である健康な脂肪を含みます。
◎喘息は遺伝しますが、環境も重要な役割を果たしています。
◎研究は、初めて、喘息の症状へのナッツ類の強い影響を発見しました。
◎喘息は、生活を脅かすゼイゼイ息、せき、苦しい呼吸を引き起こす炎症性疾患です。世界保健機関によると、いくつかの国で、子どもの最大 30 パーセントに喘息が発症しているといいます。
◎なぜ一部の子どもに喘息を発症するかの理由は明らかではありませんが、アレルギーが気管支を狭くすることが発症の引き金となると考える専門家もいます。
◎オランダのユトレヒト大学のサスキア・ウィラー ( Saskia M. Willers ) 氏らが、 American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine 誌に発表しました。
◎この結果は、他の研究で確認されることが必要であり、ナッツ類を食べないようにアドバイスするにはまだ早いといいます、ウィラー氏はいいます。
◎妊娠している女性は健康的でバランスのとれた食事をすることが重要であり、多くの食物に対する真実は、特定の食物だけを食べ過ぎることは決して良いことではないということだといいます。
◎ナッツとシーフードは、食物アレルギーを引き起こすアレルゲンを含むことが知られています。
◎ナッツ類と喘息の発症との関係に関する、これまでの研究結果は一貫していません。また、一部の子どもの喘息の発症につながる妊娠中や幼少期の生活要素も確立されていません。
◎以前の研究が、妊娠中の地中海式食事法は、子どもの喘息やアトピーのリスクを低下させると報告しています。この食事法では野菜や果物、全粒穀物、魚などのほか、ナッツ類を積極的に食べます。
◎今回の研究は、 4146 人の妊娠中の女性に食事アンケートに回答してもらいました。このうち 1327 人がアレルギーでした。野菜、生果物、魚、卵、ミルク、乳製品、ナッツ、ナッツ製品を、めったに食べないか、定期的に食べるか、毎日食べるかを尋ねました。
◎その後、 8 年間、子どもの食事内容と、喘息の発症を追跡調査しました。
◎妊娠中にナッツを「毎日食べた」女性の子どもは、「めったに食べなかった」女性の子どもと比較して、喘息の発症リスクが増加することが示されました。
◎ゼーゼー息のリスクが 42 パーセント、呼吸困難のリスクが 58 パーセント、ステロイドの使用が 62 パーセント、喘息の症状のリスクが 47 パーセントの上昇しました。
◎子どもの食事内容で調整後にも、喘息と母親のナッツの摂取との関係は残りました。
◎ 1 日あたり 1 つ以上のピーナツバター・サンドイッチを食べた母親の子どもは、喘息の発症リスクが大きく増加しました。
◎ピーナッツは、すでに密接にアレルギーに関連づけられています。ピーナッツは強力なアレルゲンです。ピーナッツアレルギーはアナフィラキシー・ショックに関連しています。尚、ピーナッツは植物学的には木の実ではありません。
◎適度な量を食べるなら問題はないだろうと、ウィラー氏はいいます。毎日、ナッツかナッツ製品を食べる場合にだけ注意が必要だといいます。
◎研究はメカニズムを示していませんが、食品のアレルゲンが、胎盤を越えて、胎児に影響して、子どもが喘息を発症しやすくするようだといいます。
◎研究者は、妊娠中に毎日、果物を食べた母親の子どもは、喘息のリスクが低下することも発見しています。
7/16/2008
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