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酸化した悪玉コレステロールがメタボリックの原因 !!
◎酸化した LDL または悪玉コレステロールが高いレベルであることは、メタボリックシンドロームのリスクをかなり増加させるようです。そして、メタボリック症候群の要素である腹部肥満、高い血糖値、中性脂肪値のリスクも増加させます。
◎メタボリックシンドロームは、心臓病のリスク要素の集合状態です。血管壁に脂肪が蓄積して狭くなるアテローム性動脈硬化症に通じて、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなります。太い腹回り -- 腹部肥満 -- に加えて、高めの血圧、血糖値、中性脂肪値、低い善玉 (HDL) コレステロール値の 2 つ以上が該当する場合に診断されます。
◎ LDL コレステロールが酸化すると動脈の壁にダメージを与えて、血管の内側を覆う内皮に入り込んで蓄積して、アテローム性動脈硬化症を引き起こします。 LDL コレステロールは酸化しなければ、血管に損害を全く与えません。
◎野菜や果物には、ビタミンやポリフェーノールなど抗酸化物質が多く含まれます。野菜や果物が豊富な健康に良い食事は、 LDL コレステロールの酸化を防ぐのに役立つでしょう。また、喫煙は LDL コレステロールの酸化を増加させます。
◎コレステロールは脂質なので血液中に溶けないため、タンパク質 -- LDL (低比重リポタンパク質) や HDL (高比重リポタンパク質) -- に覆われて血流にのって移動します。酸化するのはこのタンパク質です。
◎コレステロールは、すべての細胞の重要な細胞膜の成分です。このため、すばやく細胞に入って出ることができなければなりません。
◎ LDL コレステロールは粒子が小さく軽いため血液中に長くとどまり、酸化しやすい性質があります。また、ひどく酸化した LDL コレステロールは身体からすぐに排除されますが、少々の酸化の場合は血液中に長居できるため、血管に損害を与えます。
◎酸化した LDL コレステロールは、 LDL コレステロールのごく一部です。急性冠動脈の問題をおこした患者で約 5 パーセント、健康な人では約 0.001 パーセント程度です。
◎ベルギーのルーフェンカトリック大学のポール・ホルヴォート(Paul Holvoet PhD) 氏らが、 Journal of the American Medical Association 誌に 21 日発表しました。
◎以前の研究が、細胞と動物の研究が、酸化した悪玉(LDL)コレステロールは、メタボリックシンドロームの発症に貢献することを示唆しています。
◎研究者によると、今回、初めて、この関係が人間で確認されました。
◎酸化 LDL コレステロール値と 5 年後のメタボリックシンドロームの発症との関係を調べました。
◎ 18 〜 30 歳の 1889 人の男女を対象に行われました。 1985 〜 86 年から 20 年間に、酸化 LDL コレステロールのレベルを含むメタボリックシンドロームの検査を行いました。
◎酸化 LDL コレステロールの濃度が増加するほど、メタボリックシンドロームの発症リスクが上昇することがわかりました。
◎酸化 LDL コレステロールの濃度で 5 つのグループに分けて比較しました。
◎年齢や喫煙などで調整後に、最も高い濃度のグループは、最も低いグループと比較して、メタボリックシンドロームのリスクが 3. 5 倍に増加しました。同様に、 2 番目に高いグループは 2. 8 倍に、 3 番目のグループは 2. 4 倍に、 4 番目のグループは 2. 1 倍に増加しました。
◎同様の関係は、メタボリックシンドロームの要素に関しても見られました。
◎影響する要素で調整後に、酸化 LDL コレステロールの濃度が最も高いグループは、最も低いグループと比較して、腹部肥満のリスクが 2. 1 倍、高めの血糖値のリスクが 2. 4 倍、高めの中性脂肪値のリスクが 2. 1 倍になりました。
◎一方で、悪玉(LDL)コレステロール値は、メタボリックシンドロームの発症や、その要素との関係は見られませんでした。
◎新しい発見は、酸化 LDL コレステロールは、メタボリックシンドロームの発症と関係することを示しました。
5/21/2008
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