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りんごとリンゴジュースに大腸ガンの予防作用
◎りんごとリンゴジュースは、大腸がんの予防効果が期待できるようです。
◎りんごに含まれるペクチンと、リンゴジュースの両方が、実際に、大腸で、ガンの発生を防ぐ化合物を生産する作用を高めるようです。
◎ペクチンは食物繊維の一種で、ジャムなどのとろみ成分です。リンゴジュースは、クリアなタイプではなく、濁ったタイプにポリフェノールとペクチンが豊富に含まれます。
◎ドイツのカイゼルスラウテルン大学のダイエテル・シュレンク ( Dieter Schrenk MD ) 氏らが、Nutrition誌4月号に発表しました。
◎新しい研究は、りんごペクチンと、ポリフェノールが豊富なリンゴジュースの両方が、実際に発酵の間に、抗がん化合物を作り出す生物学的メカニズムを高めることを示しました。
◎ペクチンなどの高分子炭水化物は、小腸で消化されにくく、大腸の腸内細菌ミクロフロラによって、酪酸塩の形成に役立つことが示されています。
◎酪酸塩は、大腸ガンの発生を防ぐ可能性のある化学予防代謝物質であることが示されています。
◎酪酸塩は、大腸の微生物叢によって生産される短鎖脂肪酸のなかでも、健康な大腸の粘膜の維持に役立つ重要な要素として知られています。
◎酪酸塩は、大腸の上皮の主な栄養物として役立つだけではなく、細胞の分化とアポトーシスの引き金となり、大腸がんに対する天然食物繊維の予防効果において、重要な役割を果たすと考えられていると研究者は述べています。
◎研究者は、りんごの成分の添加による酪酸塩の増産で、ヒストン脱アセチル化酵素 (HDAC) が抑制されたことを、実験室実験で示しました。
◎ヒストン脱アセチル化酵素 (HDAC) の抑制作用は、酪酸塩の大腸における抗がん作用で中心的役割を果たすようです。 HDAC の生産が低下すると、前がんの発生と腫瘍細胞の成長がかなり低下するといいます。
◎今回の研究は、テスト物質として人間の糞便を使用して、りんごペクチンを加えて発酵させた上澄み液に合成酪酸塩が多量に存在して、大腸の腫瘍細胞株の HT-29 と Caco-2 から準備された核抽出物で HDAC の抑制に非常に有効であることを確認しました。
◎酪酸塩のレベルは、ペクチンの豊富な発酵液で HDAC を抑制した作用の大部分について説明しました。
◎リンゴジュース・エキスは、ペクチンより酪酸塩の生産が低くなりましたが、 HDAC の抑制作用は同等でした。
◎ HDAC を抑制した濃度で、細胞毒性はありませんでした。
◎りんごは天然の食物繊維と低分子ポリフェノールの優れた供給源の 1 つです。ペクチンを豊富に含むリンゴ製品が、大腸における抗がん効果を生むと考えられると研究者は述べています。
3/27/2008
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