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睡眠障害はEDのリスク。いびきと肥満に要注意
◎睡眠時無呼吸、夜間の睡眠に問題のある男性の多くが、勃起不全(ED)の問題をかかえている可能性があることが小規模な研究で発見されました。
◎睡眠障害の程度を示す---夜間十分に良い睡眠が取れていないことを示す---スコアとEDに強い相関関係が発見されました
◎睡眠時無呼吸のある30人の男性のうち、24人(80パーセント)がEDの症状もあることがわかりました。睡眠時無呼吸でなかった男性の20パーセントと比べて4倍となりました。
◎睡眠時無呼吸は、夜間、睡眠中に呼吸が何度も止まる、慢性的な状態です。大きな鼾(いびき)をかくのは、この症状の特徴です。この病気の最も一般的な症状は、睡眠を中断する睡眠時無呼吸です。のどの後部の軟組織が睡眠の間、一時下がり、気道を塞ぎます。肥満、喫煙と過度の飲酒は、症状を悪化させます。
◎睡眠時無呼吸は、血液と脳内の酸素量が減少し、二酸化炭素量が増える状態になる睡眠障害です。高血圧、脳卒中、心臓発作のリスクが高くなります。
◎また、夜間の睡眠が不十分となり、昼間の眠気、居眠りで、仕事などに支障をきたすようになります。記憶力が低下したり、性衝動が減少したりするといわれます。
◎睡眠時無呼吸がEDを引き起こす可能性をしめした研究は、ニューヨークのコーネル大学のワイル医科大学のジョン・マルホール博士( Dr. John P. Mulhall )が、 Urology誌に5月号に発表しました。
◎深いレム睡眠の間に自然におこる勃起は、男性の正常な勃起機能の維持に役立つと考えられます。睡眠時無呼吸の男性は、しかし、連続した睡眠中断によって、レム睡眠が短くなると、いいます。
◎睡眠時無呼吸とEDとの関係を研究するために、マルホール博士らは、睡眠時無呼吸の可能性で、睡眠クリニックを訪れた50人の男性を対象に調査しました。慢性の大きな鼾(いびき)、昼間の眠気と集中力の欠如を含みます。
◎このうちの30人の男性が睡眠時無呼吸と診断されました。さらに24人が、標準アンケート調査(勃起機能国際インデックス)に基づいてEDと診断されたました。睡眠時無呼吸の症状が悪いほど、EDの症状も厳しい傾向がありました。
◎対照的に、睡眠時無呼吸ではなかった20人の男性のうちの4人がEDと診断されました。
◎睡眠時無呼吸症候群の男性は、EDになる可能性がかなりあります。
◎そして、睡眠時無呼吸とEDの状態の間に相関関係が存在しています。睡眠障害の程度を表す『エプワース眠気スケール--昼間眠気指数』と、ED(勃起不全)の診断に使用される『勃起機能国際インデックス』のスコアの間に強い相関関係がありました。
◎2つの状態がなぜリンクされるかは、明確ではないということです。研究で評価しなかった肥満度、BMI値(詳しくはこちら)は、1つが要素であったかもしれません。肥満は、睡眠時無呼吸の単独で最も大きいリスクです。太った男性は、EDの高いリスクをもちます。
◎睡眠時無呼吸は血液中の男性ホルモンのテストステロンのレベルが下がります。これは、勃起の問題を引き起こすと、研究者は注記しています。
◎参考に、『エプワース眠気スケール--昼間眠気指数』を紹介します。以下の8項目の場合に、A.決して眠くならない→0点、B.たまに眠くなる→1点、C.眠くなることが多い→3点、BとCの中間→2点、で評価して、点数を合計してください。
1. 座って読書をしているとき
2. テレビを見ているとき
3. 公の場所で座って何もしないとき(たとえば劇場や会議)
4. 1時間続けて車に乗っているとき(自分は運転していない場合)
5. 状況が許せば午後横になって休息するとき
6. 座って誰かと話をしているとき
7. 昼食後静かに座っているとき(酒は飲まず)
8. 車中で交通渋滞で2〜3分止まっているとき
◎合計が10点以上になるようであれば、なんらかの睡眠障害がある可能性があります。特に16点以上の場合は、専門医を受診したほうがよいかもしれません。
6/25/2006
関連:良い睡眠、ED(勃起不全)、肥満、ダイエット

