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骨の健康 / 骨粗鬆(しょう)症
■骨の健康 | ■骨の健康のためのサプリメント
骨の健康
◎骨の健康を維持することは、生活の質の維持と長寿にも重要です。高齢者の骨折は寝たきりを含む移動制限に通じて自立した生活の維持を妨げます。背骨の骨折が死亡リスクを8.6倍にも上昇させるという研究報告もあります。
◎骨は半分はカルシウム、残りの半分はコラーゲンでできています。骨の中にはコラーゲン繊維が無数に走り、その間をカルシウムが埋めています。さらにコラーゲン繊維に建築物の梁のようにつなぐ「良い梁」と呼ばれるものあって骨を強いものにします。
◎最近の研究で、血液中に過剰に糖がある高血糖では、「悪い梁」と呼ばれる余分な梁をコラーゲン線維に架けて背骨の柔軟性を低下させて、骨折リスクを高めることが分かっています。
■骨粗鬆(しょう)症
◎骨のカルシウムが減少し骨密度が低下して、骨がもろく骨折しやすくなるのが骨粗しょう症です。加齢が主な原因ですが、最近は中高齢者ばかりではなく偏った食生活と運動不足から若年層にも骨粗鬆症がみられます。
◎骨では、破骨細胞が古い骨を破壊する骨吸収と、骨芽細胞が新しく骨をつくる骨形成とを繰り返す、骨の新陳代謝 -- 骨代謝(ターンオーバー) -- がおこなわれています。
◎このバランスが崩れて、破骨細胞による骨吸収が、骨芽細胞による骨形成を上回ると骨粗鬆症になります。
◎女性は、閉経による女性ホルモンのエストロゲンの欠乏で骨吸収が盛んになり骨吸収が骨形成を上回るために、急激に骨量が減少します。この骨代謝が亢進している骨粗鬆症は高代謝回転型の骨粗鬆症といわれています。
◎さらに高齢になると、骨形成の能力が骨吸収に比べて低下して骨量が減少する低代謝回転型の骨粗鬆症をおこします。
◎男性にも発生する老人性骨粗鬆症は低代謝回転型と考えられていましたが、高代謝回転型の場合も少なくないことがわかってきています。
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■骨はカルシウムの貯蔵庫
◎骨はカルシウムの貯蔵庫で、体内のカルシウムの 99 パーセント骨と歯に存在しています。
◎カルシウムは心臓の収縮をコントロールしており血液中のカルシウム濃度は一定に保たれています。ビタミンD やホルモンなどによってコントロールされ、カルシウムは骨に貯えられたり、血液中に溶け出したりしています。カルシウムの溶け出す量が方が多くなると、骨がスカスカになり骨粗鬆症になります。
◎溶け出しを抑制し貯蔵を促進するのが女性ホルモン、溶け出しを促進するのが甲状腺ホルモンで、ビタミンD はどちらの働きもあります。
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■骨の成長
◎食事で摂取したカルシウムは成長期から 20 代のはじめまで骨を成長させ、骨密度を向上させます。骨に含まれるカルシウム量が最大になった状態を 20 代、 30 代と維持しその後、徐々にに減少していくといわれます。女性は更年期の約 10 年間で急速に骨量を減らすといわれています。成長期にしっかり栄養を摂取することが大切です。
◎女性ホルモンのエストロゲンはカルシウムが骨から溶け出すのを防ぎます。女性は更年期になりエスロゲンが減少するとカルシウムが溶け出しやすくなります。エストロゲンは破骨細胞を減少させる働きがあります。エストロゲンレベルの低下は破骨細胞が過剰になって、骨粗しょう症につながります。
◎また、運動不足でもカルシウムは骨から溶け出します。
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■高血糖値が背骨を弱くする
◎血糖値が高いと、骨の柔軟性を下げて骨を弱くする「悪い梁」と呼ばれるものを、骨の増やして、骨密度が十分であっても背骨の骨折のリスクを高めます。この骨折は背骨に少しずつヒビが増加していって、気づかぬ間に進行するという特徴があります。
◎他にコレステロール値の異常などが引き起こす動脈硬化症も骨の柔軟性を低下させる可能性があります。メタボリックシンドロームは動脈硬化症と糖尿病につながります。この予防は骨の健康にも役立つといえるようです。
◎この種の骨折の予防には、十分なビタミンB6の摂取とビタミン12と葉酸の不足を避けることが有益です。
■骨のための栄養素
◎血中のカルシウム量が不足しないように、毎日カルシウムを摂取することが必要です。食事だけでは不足しがちです。サプリメントでの摂取をお勧めします。
◎カルシウムだけ多く摂取しても骨を強くする効果は小さいようです。一緒にビタミンD などの栄養素を摂ることが必要です。カルシウムの量だけを増やすと股関節骨折のリスクが高くなるという研究結果があります。
◎カルシウムはマグネシウムとのバランスが重要で、2 : 1 の比率で摂取するのが良いとされます。
◎さらに骨形成を助けるビタミンK 、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ女性ホルモンに構造の似たエストロゲン様物質のイソフラボンもあわせて摂ると一層効果的です。イソフラボンは効果に個人差があります。
◎ボロンはビタミンD の働きを活性化します。カロテノイドのクリプトキサンチンにも骨の形成を促進する効果があることが基礎研究で確かめられています。
◎ケイ素がカルシウムよりも骨密度を向上させる作用があるという研究報告がありました。
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■骨の健康に運動も大切です
◎カルシウムが骨から溶け出すのを防ぐためには、抗重力運動、重力がかかる運動が必要です。(ウォーキングやランイングなどでOK!水泳は骨には効果なし)
◎重力がかかる運動は骨芽細胞を刺激する酵素の生産を促して、骨の密度やコラーゲンの減少を抑制するのに役立ちます。
骨の健康のためのサプリメント
【骨の形成を促進】
カルシウム+マグネシウム(2:1が望ましい)
ビタミンD
ビタミンK
ホウ素/ボロン
銅
クリプトキサンチン
【骨の強度維持・向上】
ケイ素/シリカ
【カルシウムの吸収促進】
ビール酵母
【骨の密度低下を防ぐ】
イソフラボン
ケルセチン
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コラーゲン
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DHEA/デヒドロエピアンドロステロン
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